棲み家展について
_ about the Sumika Exhibition
小さなおうちで見つける、自分らしい暮らしのヒント。
棲み家展では、
おひとりさま向けの小さなおうちをご提案します。
図面や模型を通して、
様々な暮らし方のアイデアをご覧いただけます。
2024年2月に約1週間の初回開催を行い、
現在はライフワークとして月1日を目標に
中信エリアのどこかで開催してきているこの展示会。
(2025年秋にまた1週間の開催を行う予定です)
棲み家(すみか)という名前は、
自分のための
小さくても居心地の良い 'ねぐら'(棲)のような住まい。
そんな提案をしようという想いからつけました。
小さいことがいいわけではないけれど、
広ければいいということではない。
部屋数があればいいというものでもない。
自分にとって必要な空間とは?
何が必要で、何が必要ではないのか。
どのくらいの、
どんなスペースが居心地が良いのか--
それは人それぞれの感覚で、
「誰かが言ってた」ことで決まるものではありません。
自分の暮らしを見つめ直して、
自分についての「気づき」を見つけ
心豊かな時間を過ごすための家づくりを考えていただく
きっかけになればと思っています。
限りある(はず)の収入の使い道や楽しい時間を過ごす場所は家だけではないはずです。
無理なく、無駄なく、
自分のためだけのほっとできる住まい。
考えてみませんか?
棲み家展で提案している住宅は、
一般的によく見る間取りではないけれど、
特に変わっているわけではなく、至ってシンプル。
こんな考え方もあるか。
と思ってもらえるものになっています。
◆ 展示内容について
展示している提案模型は実際に建てられたものではありません。
様々な暮らし方の提案ができるようにという前提の元、
実際に見聞きしてきた話や身近な人を思い浮かべながら
リアルに施主設定をし、
それぞれのお施主さんの要望に対して
らふ提案室として出した答えを形にしています。
実際にある敷地を想定し、その敷地の環境や法規を踏まえた上で、コスト面もある程度考慮して設計しています。
デザイン重視の夢見心地なものではなく、現実的な計画となっています。
また、ここでの提案を建売住宅のように押し付けるわけではありません。
展示してあるものは、あくまでもそれぞれのお施主様のために考えた提案です。
こういう要望に対して、こういう考え方でこういう提案をするんだ。へぇ〜、ふむふむ。
と見ていただけるといいなと思っています。
◆ おすすめの模型の見方
模型はご自由に触って中まで見ていただけるよう、屋根や壁が外れます。
実際に家で暮らす時、家そのものや部屋を上から見ることはまず無いです。
模型は、上から眺めるのではなく、目線まで持ち上げて
自分がその中にいるイメージで内部を見ると
その空間が理解しやすいです。
お部屋の広さについては、敢えて何帖という表記はしていません。
数字に引きずられずに、
目の前の空間をイメージして欲しいのです。
設置してある家具は一般的なものにあわせてありますので、そこからイメージすることを楽しんでいただければと思います。
◆ 2025年9月時点の展示内容
展示している模型は5つです。
・SOHOや在宅ワークスペースのある一人暮らし向け住宅
・小さな焼き菓子店付きの一人暮らし向け住宅
・高齢者の一人暮らしのための
見守り機能を考えた小さな賃貸アパート付き住宅
・気心の知れたおひとりさま複数人で暮らす
コーポラティブハウス(店舗付)
・「その先を見据えた」夫婦二人の終の住処
生き方の選択肢が広がった現代、
暮らし方も住まいの形も決まったものは無いはずです。
答えを出せるのは自分だけ。
どこかの誰かの、住まいについて考えるタイミングに
そっと寄り添うことができればと続けている展示です。
今の自分、これからの自分に本当に合う住まいや
間取りを考えるきっかけに、
ぜひ、お気軽に覗いていただけると嬉しいです♪