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模型ガイドツアーについて

あっという間に5月になったと思ったら、もうGWも終わり。

今年は50という節目の年。

おかしい。

もっとゆったりした時間を過ごしている予定?

イメージ?だった。

 

まぁ、、、なかなかそんな理想通りのゆったり時間を過ごせている人、少ないよね。と思ってしまう世の中。

 

そんな中、理想の「自分だけのための家」を

妄想してみませんか?

というのが棲み家展です。


 

まずは理想の暮らしをふわりとイメージしてみる。

その次に、今それができない理由は何?

自分って毎日何をどうやってるんだろう?

どうあれば理想の暮らしに近づける?

その理想は本当に自分向ている?etc...

 

そんなことをのんびりじっくり考える。

家づくりでは、間取りを考える前にそういった自分の暮らしを見つめ直してみることが大事だと思っています。

 

そして、それを楽しんでもらいたいのです。

いつか、本格的に家づくりをする前に準備体操をしておいて損はありません。

 

模型を見て、妄想する時間が、

いつかの家づくりの成功のカギを握るかも!? 

 

そんな”妄想タイム”を深めるために、

模型ガイドツアーはいかがですか?

 

 

<模型ガイドツアーとは>

 

棲み家展で展示している模型について、

 

・どんなお施主様のどんな要望があったのか。

・土地について

・設計するにあたって考えたこと

・間取りについて

・内装イメージ

 

などを、

模型や図面を補足する形で、模型で見る空間のイメージが膨らむよう説明をさせていただきます。

 

 

<棲み家展の5つの模型

 

これらは現実に建てられたものでも、実際にあった案件でもありません。

 

ですが、それぞれの模型について施主のペルソナ(仮想的人物像)の設定をし、

松本中心地に実際にある土地とその土地の法規と周辺環境をリサーチした上での計画となっています。

 

実際に施主がいるわけではないので、設計者のやりたいことだけが詰まったものにならないよう、

現実の土地の制限に合わせ、人物像も私の身近な人々をメインに実在する人物をイメージ&アレンジし、現実的な計画となるよう検討しました。

 

とは言っても、模型展という形でらふ提案室の特徴をアピールしなければいけないので、一般的なものを普通に作ってもアピールにならないというのが正直なところ。

 

そのため、敬遠されがちな変形敷地(相場より安い!)を使って、

小さなお店付きの住居や仲間同士で1つの敷地に暮らすコーポラティブハウスなど、

実際に増えていたり都会では聞くけど、、、というような、ちょっと一般的ではない形で計画したものを提案しています。

 

これはまた別のところでお話しできればと思いますが、

「できるだけお金はかけずに、おひとりさまでも持ち家を」というコンセプトからくるものでもあります。

 

ペルソナの設定についても、私や私の友人知人、今まで見聞きした住まいについてのあれこれを元に設定していますが、

一般的とは少し離れた人々を選んでいるかもしれません(笑)

 

ですが、どこかで聞いた。私もそれ思ってた。と共感してもらいやすい、

少なくともイメージはしてもらいやすい人物像で設定したつもりです。

 

こんな風にもできるんだ。

これでいいんだ。 これでいいじゃん。という気付きから、

あれ?普通こういうものだと思ってたけど

それって私にとってはどうなんだろう?

というように考えることにつながって、

自分のためだけの住まいのカタチを見つけていただけたら嬉しいなと思っています。

 

 

 <2025年5〜7月の予定

 

模型ガイドツアーは皆さんに参加していただきやすいよう1時間程度としていますので、各回1つ+αくらいでしょうか。。。

 

5月17日

細長敷地に建つ焼き菓子やさん付きおひとりさま住宅、、、「菓子売る家」

 

6月15日

街中の狭小地に建つ一人暮らしも見据えた二人の終の住処、、、「穏居住宅」

 

7月13日

オフィス兼用、使い勝手の自由度を追い求めたおひとりさま住宅、、、「ヘソマガリハウス」

 

休日に少し早起きして充実した1日を過ごしませんか?

予約は不要ですのでお気軽にお立ち寄りください♪

各日10:30〜です。

<なぜガイドツアー?

 

棲み家展では、図面とその中身についての説明書きなどをゆっくり読んでいただけるよう椅子を用意しています。

 

実際に家で暮らす中で、家そのものや部屋を上から見ることはまず無いですよね?

なので、模型は椅子に座って横から、

もしくは目線まで持ち上げて、

自分が目の前の模型の中で動いているイメージで見た方が空間のイメージがしやすいです。

 

そのために、模型は屋根だけでなく壁の一部も外れるようになっています。

 

なんなら図面も、手のひらに乗せて目線まで持ち上げて、

頭の中で図面の中を歩いているイメージで見る。

 

難しいかもしれませんが、ゆっくり落ち着いて「想像」すれば、なんか楽しくなってきた!という瞬間が訪れると思います。

 

棲み家展では、展示してある模型での暮らしがイメージしやすいような図面や資料を用意しています。

 

それらをゆっくり読めるように、

自分ならとじっくり妄想 できるように、

 

ほとんどの会場で椅子も用意しています。

 

ですが、対話で説明がないまま、ただ図面などを読んでもなかなかイメージするのが難しそうということや

模型を触るのが怖い。というお声をよく聞くことから、

いらしていただいた方お一人おひとりにお声がけしてお話しさせていただくスタイルになっているのが現状です;

 

洋服屋さんとかで店員さんに声かけられるのが苦手な私はウザくないかな?と毎回悩むところです。

 

けれど、解説しながら模型や図面を見てもらうと共感していただけることも多く、

 

「こんなサイズでいい!」「私もこんなサイズ感でいいなと思ってるんです」とか、

 

「そこまでそんな風に考えるんだ。大事かも」というお言葉もいただきます。

 

そして、自分は⚪︎⚪︎がしたいとか、あーしたいこーしたいという話を楽しそうにしていただけて、

それは私にとっても楽しい時間です。

 

ただ、お客様が重なってしまうとそれぞれに同時に説明というのが難しい。

 

せっかく来ていただいたのだから、いつかであっても、できるだけ後悔しない楽しい家づくりにしてもらうきっかけにしてほしい。

そこで、ちょっとイベント的に模型の提案をしっかり説明する時間をつくろうかなと思ったのです。

 

棲み家展は、今すぐじゃないけど、ずっと賃貸なのもどうなんだろう? 

一人暮らしで家建てるのってどうなんだろう?

という感じで、今すぐに家を建てる予定がなくても、

ちょこっとでも興味がある方が楽しんでいただけるイベントになっています。

 

模型ガイドツアーにも、気軽に参加していただけたら嬉しいです。